LEDビジョン・大型ビジョンの販売・メンテナンス

LEDビジョン(大型ビジョン)の運営

LEDビジョン運営の種類

LEDビジョンの運営の種類は、多くの場合下記の2種類となります。
 

 A.自社媒体として使う(他社広告を募集しない)
  運営手順1 : 動画または静止画の、放映素材を制作する。
  運営手順2 : スケジューラーで、放映素材のタイムテーブルを作成する。
 
 B.広告媒体として使う(他社広告を有料で募集し、ビジネスとして運営する)
  運営手順1 : 広告を募集する。
  運営手順2 : 顧客から、放映素材を受け取る。または、放映素材を制作する。
  運営手順3 : スケジューラーで、放映素材のタイムテーブルを作成する。

 
以下、それぞれを詳しくご説明します。

A. 自社媒体として使う場合

自社媒体として使用する場合は、広告媒体に比べると運営が簡単です。広告媒体では、顧客の放映素材を、1日○回、1時間○回放映するなど、タイムテーブルに縛りが発生しますが、自社媒体では自由にタイムテーブルを作成できるからです。
 

運営手順 動画または静止画の、放映素材を制作する。

自社で制作する場合
映像制作ソフトAdobe AfterEffectsや、Adobe Premiereがよく使われます。他には、Microsoft PowerPointで制作したデータを、PPT to DVDというソフトウェアで動画に変換する方法もあります。
 
他社に制作を依頼する場合
映像制作会社は全国にありますので、地元の映像制作会社を探す事をおすすめします。
制作料金は内容によって大きく変化しますが、予算以内で依頼する事も可能です。
 
 

運営手順 スケジューラーで、放映素材のタイムテーブルを作成する。

スケジューラーとは、
 
映像を再生・表示する時間帯を決定できる。 
複数の動画の再生順を、任意で決定できる。 
 
という機能を持ったソフトウェアです。使用するサイネージプレイヤーによって対応するソフトウェアが変わりますが、作業内容は基本的に下記の通りです。
 

1. 放映素材データを、特定のフォルダに格納する。
2. 1日の放映時間を決める。
3. 放映素材をタイムテーブル上に並べる。

 
例えば、8:00~23:00と放映時間を決めて、
A、B、Cの3つの放映素材をタイムテーブル上に並べると
A→B→C→A...と、放映時間中ループ再生し続けます。

※「8:00~12:00」「12:00~23:00」のような、放映時間の分割も可能です。 

B.広告媒体として使う場合

広告媒体として使用する場合は、放映素材の準備、タイムテーブル作成に加えて、広告募集という作業があります。
また、広告媒体でのタイムテーブルは、上限広告量などを計算して構築していく必要があります。
 

運営手順 広告を募集する。

自社のホームページや広告等での募集と併せて、広告代理店に依頼することが一般的です。

※広告代理店は、弊社からもご紹介できます。

 
しかし、何よりも設置場所のロケーションが、広告募集の最大の武器となります。
 

【良いロケーションの条件】
1. 交通量が多い。
2. 信号などがあり、車や歩行者が、頻繁に停止する必要がある場所。
3. 付近に競合媒体が設置されていない。

 

運営手順 顧客から放映素材を受け取る。または、放映素材を制作する。

放映素材の準備については、以下のパターンがあります。
 

A. 顧客がすでに放映素材を持っている。またはこれから用意する。
B. 放映素材を持ってないので、制作してほしい。

 
Bは、自社制作を行うか、外注するかの二択です。外注する場合、弊社からも映像制作会社をご紹介できますが、制作の際、現地での打ち合わせや撮影が必要となる場合があるため、地元の映像制作会社を探す事をおすすめします。
 

運営手順 スケジューラーで放映素材のタイムテーブルを作成する。

放映素材ができたら、スケジューラーでタイムテーブルを作成します。素材を並べるだけなので難易度は高くありませんが、素材数が多い場合、比例して作業量が多くなります。
また、クライアント報告用に再生ログが必要な場合もあります。 
 
※スケジューラーの使用例は、ブライトサインの使用説明に掲載しています。